『消しゴムはんこ』を作ってみた!
2023/04/24
- 創栄文庫(組版)
- 創栄文庫
こんにちは…第一製造部 IRIMOです。
4月もあと1週間となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
4月は新しい年度の始まりでもあり、何だかリフレッシュな気分になりますよね。
初心忘れるべからず! 今一度振り返ってみると、新たな発見があるかもですよ。
そんなこんなで、今回は、半年に一度の増刊号!
そして、新しいことにチャレンジ!
以前の増刊号での活版印刷の体験のときに気になっていた、「消しゴムはんこ」作りをやってみましたー!
○では、作業開始!
【必要なもの】
1 消しゴムはんこ用の消しゴム
2 シャープペンシルか鉛筆
3 (お好みの)デザインナイフ
4 (お好みの)カッターナイフ
5 お好みのインク
6 ねりけし
7 カッターマット
8 トレーシングペーパー(消しゴムはんこ用消しゴムに1枚付属)
①イラストを準備しよう
今回は、オリジナルではなく、消しゴムはんこに付いていた、図案を拝借!
②図案を下絵にして、トレーシングペーパーへ写しとります。
イラストを写し取る際に、マスキングテープなどで固定するとズレにくくなるそうです。
制作現場の声:
最初は苦戦(左)、確かにマスキングテープを貼るとズレにくいー!
何と! 透明付箋紙を用意していたのを忘れてましたー!
次回は、こちらも試してみたいと思います。
③転写してみよう
はんこにしたい消しゴムの面についている粉を、ウェットティッシュや練り消しを使って取り除きます。
練り消しは、ちぎって練って使うのが良さそうです。
写しとったイラストの面を消しゴムにあて、爪や練り消しのケースでこすって、消しゴムに写していきます。
★なぜ、イラストの面をあてるの?
消しゴムはんこというだけあり、普段、よく目にしているハンコと同じです。なので、消しゴムはんこも、図案となるイラストや文字を左右反転してあげる必要があるのだそうな。
そのためトレーシングペーパーに書き写して、転写をするという工程があるんですよ~。
なるほど! トレーシングペーパーには、重大な役割があったのですね!
絵心がない人でも図案さえあれば、うまく描けるような魔法の道具と思ってました笑
④切り取ってみよう
転写した部分の消しゴムをカッターナイフなどで切り取っていきます。
切り取るときは、おおまかでいいようです。図案のまわりを2〜3mmくらいですかね?
今回は、はさみでチョキチョキ!
⑤消しゴムを彫ってみよう
消しゴムはんこの出来栄えを決定する重要な工程です。
(今はまだ気づいていないが後ほど知ることになる汗)
カッターナイフなどは鉛筆を持つように、斜め45°くらいに寝かせて持ち、ナイフを動かすのではなく、消しゴムを動かすようにすると安定して彫ることができるのだそうです。
しかし、最初からそんなことができるはずもなく、ひらすら彫っていたように思います笑
ということで、できあがったハンコがこれ!
⑥インクをつけてスタンプしてみよう(今回は刷る)
本来、インクの種類は、紙用、布用、プラスチック、金属などいろいろあるようなのですが…。
今回は、活版とコラボしてみました!
制作現場の声:
消しゴムはんこを作る前は、キットもあるので簡単に作れると思っていましたが、簡単な図案に見えても彫るのに苦労しました。特に、曲線や鋭角な内側をきれいに仕上げるのが難しかったけれども、それはそれでいい味となり、問題なし! それなりの作品ができました笑 自己満足♪
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また、新しいことにチャレンジしていきたいと思います。