『注』ってなに⁉
2024/01/23
- 創栄文庫(組版)
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こんにちは…第一製造部 IRIMOです。
あっという間に、1月も残りあとわずかです…
今年は、何か計画をたてられましたでしょうか。
スタートしたては、何かと力が入りがちですが、フッと一息つく時間も大事ですよね。
まだまだ2024年は、序盤の序盤!
今年もよろしくお願いいたします。
さて、今回は「注」について探ってみました。
注とは、言葉の意味や本文中の語句に補助的に加える説明のことをいいます。また、文献の出典などを明らかにするために「引用文献」や「参考文献」として記されるものもあります。「注」は「註」と表記される時もあり、「注」も「註」も特に違いはなく、同じ意味です。
また、図表などに補助的に加える説明文で「注」や「出典」というものもあります。
「注」の体裁には、「頭注・割注・側注・脚注・傍注・後注」など、いろいろなパターンがあります。字を見て、何となく想像できるものや、これなんですか?ってものもありますね。調べてると他にもいろいろな呼び名がありそうなんです笑
◯注の体裁
頭注(とうちゅう)
書物などの本文の上欄に書き入れた注。主に縦組にある体裁となりますでしょうか。また、頭書 (かしらが) き、冠注、ヘッドノートとも言われるようです。それは初めて知りましたが…汗。
割注(わりちゅう)
直前の語句に対する説明として入ります。1行に2段に割った注釈で割注と言うのかなあ。( )や〔 〕内に説明文が入りますが、時にはカッコがないものもありますよ~。
側注(そくちゅう)・傍注(ぼうちゅう)
本文中に、番号や記号などが付けられ、説明文は、小口に入ります。
小口は、簡単に言うと本を開いたときの右端と左端部分なのですが…
側注は横組で、奇数偶数の両方の頁に入り、傍注は縦組で、奇数頁に入ります。
側注を傍注と呼ぶこともあるそうな…。共通点は「小口」ですね。
・側注
・傍注
脚注(きゃくちゅう)
本文中に、番号や記号などが付けられ、ページの末に配置される説明文です。
主に、横組みで使用されています。
後注(こうちゅう)
本文中に、番号や記号などが付けられ、配置されるのは本文より後のページとなります。章の最後ならば「章末注」、本文全体の最後ならば「巻末注」とも呼ばれます。
注の文章が長い場合などに適しています。
本文の段落と段落の間に置く「段落注」というのもあるそうです。
余談ですが、「注」は「注釈」とも言われるのですが、注釈は英語で「annotation」なのだそうです。
そしてそして…、書物の欄外に配置している「注」の頭注や脚注はまたの名を「標注」とも言うそうです。ひえ~! いろいろありすぎて、初耳ばかりです…汗
今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
改めて、「注」のいろいろに気付かされました。
今年も、勉強の1年になりそうですね笑。
新しい仲間ができました!
その頃、先輩ロボは…