『組版』ってなに⁉
2022/06/08
- 創栄文庫(組版)
- 創栄文庫
- 組版
- 活版印刷
はじめまして…第一製造部 IRIMOです。
本日よりコラムがスタートします。
タイトルは「創栄文庫」、本の1ページをイメージしています。
仕事の紹介、近況報告、技術的なお話…などなどをお届けし、
私たち、創栄図書印刷を知っていただくページです。
第一製造部では、主に印刷業の中の組版という作業をしています。
組版という仕事は、実は人に説明するのが、結構むずかしいのですが…
そこらへんをわかりやすく、もしかしたらわかりにくく⁉、説明してみようと思います。
組版オペレータが持っている、いろいろな豆知識などもまじえて、紹介していきたいと思います。
ということで、記念すべき第1回目(1ページ目は)は、「組版」についてです。
題して、『組版』ってなに⁉ です。
組版とは、文字を組んで版を作る作業のことで、元々は、活版印刷の用語でした。
活版印刷における組版がまさに、先程の文字を組んで版を作る作業のことで、
活字を1文字ずつ並べて、印刷の元となる版を作るというものです。
現在では、書籍や冊子などの印刷物を作るために、原稿及びレイアウトの指定に従って、
パソコン上の組版ソフトで文字・図版・写真などを配置する作業のことです。
やっぱりわかりにくいですよね… それはさておき… 笑
実は、組版をする作業方法は、時代と共に変化しています。
~組版の歴史~
・活字組版➡写植組版(手動写植・電算写植)➡DTP組版と変化しています。
イメージすると、最初は手動で行われる職人技の世界でしたが、
現在では、組版ソフトを使用するパソコン上での作業となりました。
使用するものは変化しても、組版ルールは受け継がれています。
また、それぞれの組版に特有の良さがあります。
「活版印刷」は独特な味わいがあり、パソコンが主流の中でも、
改めて注目されています。
それぞれにどんな作業だったのか…、組版の歴史も、お届けしていきたいと思います。
今回は、ここまでです。私たちの仕事の簡単な説明をしました。
次回以降、いろいろ探っていきまーす!
「滅多にない」「稀にある」
この言葉、どちらが多く感じますか?
以前、「滅多にないけど、稀にあるねん!」という会話にどっちやねん? となりました。
IRIMOは、「ある」をいただいて、「稀にある」の方が、ちょっぴり多そうに思いますが…
社内で同僚にも質問してみましたが、めっちゃ悩ませてしまいましたー!
ネットで調べてみたところ、「滅多に」は否定の言葉を伴うことが多く、
「稀に」はどちらかというと、肯定的なのだそうです。
なるほど、ちょっとスッキリしましたが、どちらが多いかは永遠の謎になりそうですね。